だいどころでつかうもの

だいどころでつかうもの

 

 

◆棒秤(ぼうばかり)

棒秤(ぼうはかり)

 お皿(おさら)に量りたい(はかりたい)ものを入れて、右側(みぎがわ)の竿(さお)に錘(おもり)分銅(ふんどう)をつけ、つりあわせて、重さを量る。くすり(薬)を量る小さいものから豚(ぶた)の重さを量るような大きなものまであった。資料室うしろには大きな棒秤(ぼうばかり)や分銅(ふんどう)があるので、それも見てください。

 

◆升(ます)

枡(ます)

  お米や麦などいろいろなものを量る(はかる)のに使った。今ではお米をライサーから直接、電気がまに入れる家が多いが、昔はマスで量って、お鍋(おなべ)やかまに入れることが多かった。なお水物のますは計量カップのような金属(きんぞく)でできていた。

 

◆茶筒(ちゃづつ)

茶筒(ちゃづつ)

  お茶は湿気る(しっける)と使えなくなった。そこで湿気(しっけ)から防ぐ(ふせぐ)ために大きな缶(かん)に入れた。今ではスーパーで売っているお茶はアルミパックで、小さい袋(ふくろ)だが、昔は自分の家で作るためにこんな大きな入れ物に入れて、とっておいた。

 

◆煎餅焼き(せんべいやき)

煎餅焼き(せんべいやき)

  煎餅(せんべい)を焼く(やく)時、この鉄(てつ)の板にはさんでやいた。中の形がちがうので、それによってできる煎餅やお菓子(おかし)の形がちがった。  

 

◆氷鉋(こおりかんな)

氷鉋(こおりかんな)

  昔は夏氷(こおり)を食べられるのはたいへん難しい(むずかしい)ことでした。富士山の麓(ふもと)や埼玉県(さいたまけん)の長瀞(ながとろ)などで、冬氷(こおり)をつくって、どうくつなどに夏までおいておいて食べたといわれます。そのとき、塊(かたまり)を氷水にする時、使いました。 

 

◆竈(かまど)

竈(かまど)

  大昔かまどは土で作られ、土間(どま)だいどころにつづく、床が土の作業場(さぎょうば)などに作りつけられていた。その後、耐火レンガ(たいかレンガ)や粘土(ねんど)で作られたかまどもできた。このかまどは最近のもので、餅つき(もちつき)などに使う持ち歩き(もちあるき)、できるかまどです。

 

◆はがま

羽釜

 場所によって名前がいくつかあります。関東(かんとう)ではひっついと呼んで(よんで)いたようです。他にもお釜(おかま)とか鍔釜(つばがま)とも言われていました。おもに竈(かまど)で使われる釜(かま)です。

 

◆鍋(なべ)

鍋(なべ)

 鉄鍋やアルミ鍋があります。この鍋はアルミですから、おそらく50年くらい前から最近(さいきん)までのものと思います。手がありこれで自在鈎(じざいかぎ)に吊って(つって)使ったり、かまどにかけて使ったりしました。蓋(ふた)は木でできています。

 

◆甕(かめ)

甕(かめ)

 昔水道がないころは大きな甕(かめ)を台所において、これに汲んで(くんで)きた水を入れていました。大昔から大きなものは焼き物(やき物)で作ることができました。そこで、台所では甕(かめ)はいろいろなことにたくさん使って(つかって)いました。

 

◆桶(おけ)

桶(おけ)

 水を入れたり、(漬物)つけものを作ったり、台所ではいろいろと使いました。木はとても形を作るのが(簡単)かんたんでしたから、古いじだいから長い間使いました。竹で巻いて(まいて)いますが、これを箍(たが)といいます。この桶は下の箍が無くなっています。

 

◆鉄瓶(てつびん)

鉄瓶(てつびん)

 形は今のケトルややかんとおなじです。鉄で作っているため、今のやかんにくらべると沸き(わき)にくいかわりに冷め(さめ)にくい特徴(とくちょう)があります。

 

◆七輪(しちりん)

七輪(しちりん)

 柔らかい(やわらかい)石や土(とくべつな)で作っています。中に炭(すみ)を入れて、火を起こして(おこして)、上にやかんや鍋(なべ)を載せ(のせ)お湯(おゆ)を沸かしたり(わかしたり)、煮物(にもの)をしたりします。下の口から、空気を入れて、火加減(ひかげん)を調節(ちょうせつ)できます。

 

 

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更新日:2023年08月04日 15:18:05