行事でつかうもの

行事でつかうもの

 

 

◆石臼(いしうす)

石臼(いしうす)

 石臼(いしうす)は米(こめ)や麦(むぎ)、その他の穀物(こくもつ)を粉(こな)にするのに使いました。右のとってを回しながら、石の上の穴(あな)から粉(こな)にしたい物を入れます。粉(こな)になると下の石と上の石の間(あいだ)から下に落ちてきました。とっても疲れる(つかれる)仕事(しごと)でした。

 

◆酒樽(さかだる)

酒樽(さかだる)

 中にお酒(おさけ)を入れて、いろいろなお祝いの時に使った。今でも結婚式(けっこんしき)の時、地方(ちほう)によってはスルメと酒樽(さかだる)を床の間(とこのま)に飾るところもある。

 

◆客膳(きゃくぜん)

客善(きゃくぜん)

 今はホテルや旅館(りょかん)で使っているが、昔はお客さん用のお膳(おぜん)だったので、そう呼ばれ(よばれ)ている。家族(かぞく)は中に食器(しょっき)がしまえる箱膳(はこぜん)を使っていた。お膳(おぜん)は使わない時、積んで(つんで)おけるので片付けやすかった。

 

◆重箱(じゅうばこ)

重箱(じゅうばこ)

 お正月のお祝いやお盆(おぼん)の墓参り(はかまいり)、運動会のお弁当(おべんとう)などの時、中にごちそうを入れて、この外の箱に入れたまま、持ち歩いた。出かけた先で中からお重を出して、お皿(おさら)に盛り付け(もりつけて)食べたり、お供え(おそなえ)した。

 

◆切溜(きりため)

切溜(きりため)

 この道具(どうぐ)も古くから使われていましたが、名前も地方(ちほう)で、たくさんあります。この他には番重(ばんじゅう)とか、折板(おりた)とも呼ばれていました。お餅(おもち)や穀物(こくもつ)などを入れて、とっておきました。

 

◆蒸篭(せいろ)

蒸篭(せいろ)

 下の鍋(なべ)に水を入れ、上の蒸篭(せいろ)に米や粟(あわ)、稗(ひえ)を入れて、かまどにのせ、蒸して(むして)、食べた。今でもお餅つきの時に最初に米を蒸すのに使われている。

 

◆臼・杵(うす・きね)

臼・杵(うす・きね)

 臼(うす)は下の木の部分(ぶぶん)です。杵(きね)は上からつくのに使います。いっぱんてきには餅(もち)をつくときに使いました。この他にも石でできている臼やモミをむくための臼杵(うすきね)もありました。水車小屋の臼(うす)は同じような形で、杵(きね)は上へ水の力で持ち上げて、下に落とすような仕組み(しくみ)でした。


 

 

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更新日:2023年08月04日 15:22:33